2018-01-01から1年間の記事一覧

黄檗宗少林山 達磨寺(再訪)

・北関東三国志ツアー - Togetter https://togetter.com/li/1207807北関東三国志ツアーその3。・聖天宮 - 尚書省 三國志部 http://d.hatena.ne.jp/kyoudan/20180314/1520957334・中華 孔明 - 尚書省 三國志部 http://d.hatena.ne.jp/kyoudan/20180316/152112…

第24回例会のレジュメ

昨日龍谷大学の竹内先生が主催されている「三国志研究会(全国版)」第24回例会にて「足利尊氏の「関帝」像について」と題してお話をさせていただきました。まずはご清聴くださりありがとうございました。これまでの研究会にて報告したことを踏まえて、今回…

【告知】三国志研究会(全国版)第24回例会で発表します

龍谷大学の竹内真彦教授が主催されている「三国志研究会(全国版)」。2018年6月10日(日)に龍谷大学大阪キャンパスにて開催される第24回例会にて「足利尊氏の「関帝」像について」と題して報告をします。・第24回 三国志研究会(全)例会のお知らせ - 三国…

『絵詞要略 誓願寺縁起』

関帝とは直接関係がないが武村南窓をより知るため、また今後彼について調べる中で手掛かりとなりうる資料があったため今回はそれを取り上げる。 慧明 編・東洲 画『絵詞要略 誓願寺縁起』上下巻(以下『縁起』)。絵詞と書いて「えことば」と読むそうだ。跋…

「関帝」扁額の作者考

昨日の記事の続き。「関帝」扁額の裏側、つまり「関羽大将軍」の面に記されている人物名を手掛かりに調べた結果、作者であろうと思われる人物がひとり浮上したので、その備忘録を…。・「関帝」扁額について - 尚書省 三國志部 http://d.hatena.ne.jp/kyoudan…

「関帝」扁額について

大興寺が蔵する寺伝「関帝」像の制作時期は未明である。またそこには関帝像と共に中国から取り寄せた「関帝」と記された扁額があり、額面に「南宋武幹謹書」と署名があることからその内容を根拠に、同時期に伝わった「関帝」像は扁額と同時期、つまり南宋期…

大興寺の関連資料の翻刻『西遊草』巻六

幕末の尊攘派の志士である清河八郎が、安政二年(1855)三月二十日から九月十日までの約半年間彼の母親を連れて伊勢・関西・四国・中国地方・江戸を巡る。 今回取り上げる『西遊草』は、彼が旅で見聞きしたこと思ったこと、そして出来事等をまとめた日記であ…

大興寺の関連資料の翻刻『日本輿地通志 山城志』巻第五

久々の更新です。 3月から生活環境が大きく変わり、1日の睡眠時間を計4時間確保することができるかどうか…要は多忙を極めていたことに因り、記事の投稿どころかネットサーフィンすることすらままならない状態であったが、ようやく落ち着いてきた。 まずは放…

【告知】三国志研究会(全国版)第22回例会で発表します

龍谷大学の竹内真彦教授が主催されている「三国志研究会(全国版)」。再来週、2018年4月8日(日)に龍谷大学大阪キャンパスにて開催される第22回例会にて「達磨寺の関帝像について」と題して報告をします。・第22回 三国志研究会(全)例会のお知らせ - 三…

王元姫の忌日(268年3月21日)

(泰始四年)三月戊子,皇太后王氏崩。【房玄齢・李延寿『晉書』巻三 武帝紀】 (泰始)四年,后崩,時年五十二,合葬崇陽陵。【房玄齢・李延寿『晉書』文明王皇后傳】 268年3月21日に文明皇后 王元姫が52歳で亡くなり、その後に司馬昭の墓所 崇陽陵に合葬さ…

曹仁の忌日(223年3月19日)

(黃初四年三月)丁未,大司馬曹仁薨。【陳寿『三國志』魏書巻二 文帝紀】 黃初四年三月丁未すなわち223年3月19日に大司馬の曹仁が56歳で亡くなった。 新暦では同年5月6日にあたる。

中華 孔明

・北関東三国志ツアー - Togetter https://togetter.com/li/1207807北関東三国志ツアーその2。・聖天宮 - 尚書省 三國志部 http://d.hatena.ne.jp/kyoudan/20180314/1520957334聖天宮を後にし、続いては腹ごしらえをすべく埼玉県深谷市に所在する中華 孔明へ…

聖天宮

2018年3月10日(土)〜11日(日)の2日間にわたって敢行した「北関東三国志ツアー」。そのレポートをいくつかの頁に分けて記したい。ツアーの概要については以下のまとめを参照されたい。・北関東三国志ツアー - Togetter https://togetter.com/li/1207807さ…

三国志研究会(全国版)第22回例会(2018年4月8日)

2018年4月8日(日)14時より龍谷大学梅田キャンパスにて、龍谷大学教授の竹内真彦先生が主催される三国志研究会(全国版)の第22回例会が開催される。・第20回 三国志研究会(全)例会のお知らせ - 三国志研究会(全国版) http://3594rm.hatenablog.jp/entr…

「THRee'S」公演DVD入手

半年ほど前に紹介したように、2017年9月15日(金)〜9月24日(日)に渋谷区のCBGK シブゲキ!!にて公演された4S企画「THRee'S」(全14ステージ)。もちろんTwitterにて投稿したように9月16日の公演回を観劇した。 熱心な三国志兼観劇クラスタなので、これから「TH…

白井恵理子『STOP劉備くん!!リターンズ!(1)』入手

「白井式三国志」の通称でお馴染みのSTOP劉備くんシリーズ。2011年にメディアファクトリーより出版された『劉備くん 阿斗のまつり』を最後に新刊の刊行が止まった。先日2018年2月20日(火)に実に7年ぶりとなる新刊『STOP劉備くん!!リターンズ!(1)』が発…

野川博之『明末仏教の江戸仏教に対する影響』入手

先月、二階堂善弘先生より黄檗宗と曹洞宗の関係をより理解するための資料として野川博之『明末仏教の江戸仏教に対する影響』(山喜房佛書林,2016年)を教えていただいた。曹洞宗にとって黄檗宗の関わりが所謂「黒歴史」になっているそうで、一般的に流通し…

「袁術マグカップ」入手

袁術をモチーフにすること自体が非常にレアなのに、まさかの光プロが公認。「げぇっvsむむむ」展にて販売(現在は通販も実施)された「袁術マグカップ」を先日ついに入手した。 このマグカップはデザインもさることながら、商品紹介文も非常によく考えられて…

大興寺の関連資料の翻刻『雍州府志』巻第四 寺院門上 愛宕郡

久々に大興寺に係る資料の翻刻を。 今回の資料は黒川道祐『雍州府志』貞享三年(1686)である。本書は 安芸国出身の医師である黒川道祐が、後に儒学者の林羅山に学んで歴史家となり、山城国を中国の雍州になぞらえ、地理や沿革、風俗行事、神社、寺院、特産…

「二郎神像」奉迎

『はじめての即位(下)』『三国志独学ガイド』入手

昨年末の冬コミ(C93)にて頒布された楽史舎さんの新刊『これから皇帝になる人のはじめての即位(下)』(楽史舎,2017年12月31日)、および佐藤ひろおさんの三作目となる同人誌『三国志独学ガイド―正史三国志のつぎに読む本―』(いつか書きたい『三国志』×…

三国志研究会(愛知版)第5回例会(2018年4月22日)

「いつか書きたい三国志」の佐藤ひろおさん(@Hiro_Satoh)が主催の三国志研究会(愛知版)。2018年4月22日(日)13時より名古屋市中村区のカネージュビルにて第5回目の例会が予定される。・三国志研究会(愛知版)告知用ページ|いつか書きたい『三国志』 h…

陸遜の忌日(245年2月4日)

惟赤烏八年二月粤乙卯,呉故使持節,郢州牧,左都護丞相,江陵郡侯陸公薨。【陸雲『呉故丞相陸公誄』】 245年2月4日に使持節・郢州(荊州江北諸郡)牧・江陵侯の陸遜が63歳で亡くなった。新暦では同年3月19日にあたる。『三國志』や『建康實錄』ではこの事に…

【告知】三国志研究会(愛知版)第4回例会で発表します

「いつか書きたい『三国志』」の佐藤ひろおさんが主催で2018年2月4日(日)に開催される「三国志研究会(愛知版)」にて、「禅宗寺院における関羽」と題して、今回は足利尊氏が祀ったと伝承が残る綾部・安国寺蔵 関羽像について昨年11月19日(日)に取材・調…

劇団nono「三國志ッ!!ジャングルゲーム」 公演(2018年2月11日〜2月12日)

2018年2月11日(日)〜12日(月・祝)に石川県野々市市文化会館 フォルテ小ホール(定員100名)にて、野々市市民劇団「劇団nono」による第9回定期公演「三國志ッ!!ジャングルゲーム」(全4ステージ)が公演される。・劇団nono | 野々市市民劇団「劇団nono」…

仙石知子『毛宗崗批評『三國志演義』の研究』拝受

以下の記事で紹介したように、先月末に仙石知子先生の『毛宗崗批評『三國志演義』の研究』が刊行された。・仙石知子『毛宗崗批評『三國志演義』の研究』(2017年12月) - 尚書省 三國志部 http://d.hatena.ne.jp/kyoudan/20171226/1514218225『演義』の研究…

ご著書拝受

先日、関西大学教授 二階堂善弘先生の研究室へお伺いした際に、大変嬉しいことに今では絶版となってしまったタイトルも含め、以下に挙げた数々の先生の著書を拝受しました。本当にありがとうございました。・関西大・二階堂研究室 NIKAIDO Yoshihiro http://…

曹操の忌日(220年1月23日)

(建安二十五年春正月)庚子,王崩于洛陽,年六十六。 【陳寿『三國志』魏書巻一 武帝紀】 220年1月23日に魏王 曹操が洛陽にて66歳で亡くなった。新暦では220年3月15日にあたる。 そんな訳で、曹操を偲び蒼天航路の「ならばよし!」湯呑で昨日紹介した曹操「…

「桃園の誓い」「梅酒」入手

昨年2017年10月5日(木)〜10月31日(火)に中野ブロードウェイにて開催された横山光輝三国志45周年記念企画展「「げぇっvsむむむ」with 美女図鑑」にて販売されていたオリジナルグッズの1つ「桃園の誓い」「梅酒」を幸運なことに入手することができた。 ま…

【告知】三国志研究会(全国版)で発表します

龍谷大学の竹内真彦教授が主催されている「三国志研究会(全国版)」。来週2018年1月28日(日)に龍谷大学梅田キャンパスにて予定される第19回例会にて「地誌に見える大興寺「関帝」像について」と題して、地誌をはじめとする記録を通して大興寺像についてご…