有隣堂横浜西口コミック王国にて3月27日(月)より始まった王欣太15年ぶりの原画展。今回は同氏の『達人伝』16巻が発売を記念しての開催である。今回の東京遠征の目的は劇団新星の旗揚げ公演を「俺と劉備様と関羽兄貴と」観劇するために、まずは横浜「関帝廟」へと参詣し、その後にこの原画展を鑑賞すべく横浜へと向かった。
・「達人伝×蒼天航路 王欣太原画展」(2017年3月27日〜4月26日) - 尚書省 三國志部
http://d.hatena.ne.jp/kyoudan/20170316/1489629579
・「俺と劉備様と関羽兄貴と」公演(2017年3月25日〜4月2日) - 尚書省 三國志部
http://d.hatena.ne.jp/kyoudan/20170217/1487263185
・「俺と劉備様と関羽兄貴と」観劇(2017年4月1日) - 尚書省 三國志部
http://d.hatena.ne.jp/kyoudan/20170403/1491151341
JR横浜駅西口を出て、すぐのところに所在する有隣堂。その一画のスペースに『達人伝』『蒼天航路』の生原画が全23点展示されていた。内訳は『達人伝』関連原画が14点、『蒼天航路』関連原画は10点(重複あり)だ。
全景。美術館や博物館の特別展のようなにフロア全てを利用しての展示ではないため、その概念は持って臨むと落胆しかないだろう。
さて、今回展示されている原画に便宜的にAからPまでナンバリングを行い、Aから順に以下に画像を掲載する。これから原画展へ行こうとお考えの方は、閲覧に注意していただきたい。自己責任でお願いします。
A:先日、限定10点が予約・発売される「曹操全軍図」の原画。
B:今回の原画展のために描き下ろされた『達人伝』『蒼天航路』の特別原画
左下には『達人伝』主人公の荘丹、右上には『蒼天航路』の主人公 曹操と曹操軍が描かれる
D:『達人伝』より呂不韋
O:左原画は『達人伝』より丹の三侠、右原画は『蒼天航路』より曹操
今回は23点もの展示であったが、かなり近い距離でゆっくりと原画を鑑賞することができた。特に鉛筆の線や、メモ、筆の入れ方や払い方等など…まず目にすることができないモノばかりがあり、非常に見ごたえがあった。『達人伝』では丹の三侠と白起が、『蒼天航路』では曹操が描かれた原画の割合がかなり多く占められていたため、次回開催される際は特定の人物だけではなく、より多くの人物が描かれた原画を是非拝見したいものだ。
原画を鑑賞できた喜びと嬉しさを噛み締め、気持ちが昂ぶった状態で久々に渋谷ヒカリエの「川本喜八郎人形ギャラリー」へ向かうことにした。
・川本喜八郎人形ギャラリー(2017年4月1日) - 尚書省 三國志部
http://d.hatena.ne.jp/kyoudan/20170406/1491404425
〒220-0005
神奈川県横浜市西区南幸1丁目4 ジョイナス
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