昨日、2017年5月12日(金)に秋田書店より「別冊少年チャンピオン」6月号が660円(税込)で発売された。この号のP.455〜494の40ページにわたり、『エグザムライ戦国』の筆者山口陽史氏による読み切り作品 三国志冒険譚「呉−孫策伯符という男−」を掲載する。
・別冊少年チャンピオン 2017年6月号 | 秋田書店
http://www.akitashoten.co.jp/b-champion/2017/6
・〜太陽史〜 山口陽史 公式ホームページ
http://taiyoshi.sengoku-jidai.com/index.html
いよいよ明日12日発売の
— 山口陽史 (@atomusuku) 2017年5月11日
別冊少年チャンピオンに
久々のオリジナル作品が
掲載であります
各所の皆様、大変御迷惑をお掛けして
本当にすみませんでした
読切でのスタートではありますが
この作品がシリーズ化
していくことを願って pic.twitter.com/7myoxV7pL8
本日5/12発売「別冊少年チャンピオン」6月号。今月号は実力派作家豪華2大読み切りも注目! 「エグザムライ戦国」の山口陽史先生が三国志冒険譚「呉ー孫策伯符という男ー」、「BADBROS」の佐藤周一郎先生がお江戸留守番バトル「お庭番の御るすばん」で見参! pic.twitter.com/RSZgwFDebu
— 別冊少年チャンピオン編集部 (@Bessatsu_champ) 2017年5月12日
以下、ネタバレを含む感想を少しだけ記したい。
舞台は190年の揚州呉郡で、15歳の孫策のある日を描く。孫策は友人馬臉(ばらん)と沙作(ざつく)の3人で、「鈴の一派」の勢力の1つを襲撃し財宝を奪う、というストーリーである。鈴の一派ということは甘寧がやはりボスであろう。残念ながら今回は未登場である。
まず最初に引っ掛かったのは友人の名前に振られているルビである。臉を「らん」と読めないことはないが、沙作を「ざつく」とするのは無理があるだろう。ササクが適当か。
読み進めていくと、全体を通して描写される服飾や建物、そして船などは日本の江戸時代前後のモノに近い印象を受ける。やはりビジュアル資料の入手が困難なためであると思われる。しかしながら、孫策の服装や、敵の頭の服装に髪型等、これまでの三国志作品にはないデザインであったため、作品の良さや魅力の1つであると同時に新鮮さも感じた。
今回は読み切りという形式での掲載であったため、頭の正体は誰なのか、鈴の一派との関わりがどのように展開されるのか気になる事が多々ある。伏線の回収も含めて、本誌に連載されることを強く願いたい。
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