2018-02-01から1ヶ月間の記事一覧

野川博之『明末仏教の江戸仏教に対する影響』入手

先月、二階堂善弘先生より黄檗宗と曹洞宗の関係をより理解するための資料として野川博之『明末仏教の江戸仏教に対する影響』(山喜房佛書林,2016年)を教えていただいた。曹洞宗にとって黄檗宗の関わりが所謂「黒歴史」になっているそうで、一般的に流通し…

「袁術マグカップ」入手

袁術をモチーフにすること自体が非常にレアなのに、まさかの光プロが公認。「げぇっvsむむむ」展にて販売(現在は通販も実施)された「袁術マグカップ」を先日ついに入手した。 このマグカップはデザインもさることながら、商品紹介文も非常によく考えられて…

大興寺の関連資料の翻刻『雍州府志』巻第四 寺院門上 愛宕郡

久々に大興寺に係る資料の翻刻を。 今回の資料は黒川道祐『雍州府志』貞享三年(1686)である。本書は 安芸国出身の医師である黒川道祐が、後に儒学者の林羅山に学んで歴史家となり、山城国を中国の雍州になぞらえ、地理や沿革、風俗行事、神社、寺院、特産…

「二郎神像」奉迎

『はじめての即位(下)』『三国志独学ガイド』入手

昨年末の冬コミ(C93)にて頒布された楽史舎さんの新刊『これから皇帝になる人のはじめての即位(下)』(楽史舎,2017年12月31日)、および佐藤ひろおさんの三作目となる同人誌『三国志独学ガイド―正史三国志のつぎに読む本―』(いつか書きたい『三国志』×…

三国志研究会(愛知版)第5回例会(2018年4月22日)

「いつか書きたい三国志」の佐藤ひろおさん(@Hiro_Satoh)が主催の三国志研究会(愛知版)。2018年4月22日(日)13時より名古屋市中村区のカネージュビルにて第5回目の例会が予定される。・三国志研究会(愛知版)告知用ページ|いつか書きたい『三国志』 h…

陸遜の忌日(245年2月4日)

惟赤烏八年二月粤乙卯,呉故使持節,郢州牧,左都護丞相,江陵郡侯陸公薨。【陸雲『呉故丞相陸公誄』】 245年2月4日に使持節・郢州(荊州江北諸郡)牧・江陵侯の陸遜が63歳で亡くなった。新暦では同年3月19日にあたる。『三國志』や『建康實錄』ではこの事に…

【告知】三国志研究会(愛知版)第4回例会で発表します

「いつか書きたい『三国志』」の佐藤ひろおさんが主催で2018年2月4日(日)に開催される「三国志研究会(愛知版)」にて、「禅宗寺院における関羽」と題して、今回は足利尊氏が祀ったと伝承が残る綾部・安国寺蔵 関羽像について昨年11月19日(日)に取材・調…