2017-06-01から1ヶ月間の記事一覧

渡邉義浩『三国志事典』入手

先月2017年5月22日(月)に大修館書店より発売された渡邉義浩『三国志事典』をようやく購入することができた。地元の大型書店では在庫を切らしており、発売からかなり経っての入手となってしまった。・三国志事典 - 株式会社大修館書店 http://www.taishukan.c…

『ケトル VOL.37』入手

先日(といっても発売日に)、太田出版より刊行された『ケトル VOL.37』を入手した。 ・ケトルVOL.37 - 太田出版 http://www.ohtabooks.com/publish/2017/06/14115129.html今回は何と言っても「横山光輝『三国志』が大好き!」がテーマに特集が組まれており…

大権修利菩薩像一覧

日本には古くは室町時代頃に将来したとされる伽藍神・大権修利菩薩像。招宝七郎とも呼ばれており、主に曹洞宗寺院に達磨像の対として安置されている。黄檗宗寺院で祀られる華光菩薩像がどういった訳か、「大権修利菩薩」として誤認されているところも多々あ…

「赤兎馬」入手

「赤兎馬」と言えば『三國志』『三国志演義』に登場する名馬である。特に後者では董卓→呂布→曹操→関羽→馬忠(孫呉)が持ち主となり、主に呂布と関羽の愛馬として目覚ましい活躍が描かれている。三国志世界の中である意味最も周知されている馬ではないだろう…

上海新天地「関帝廟」由来

・上海新天地「関帝廟」 http://d.hatena.ne.jp/kyoudan/20170617/1497630067上海新天地「関帝廟」に設置されている「関帝廟の由来」と見出しの説明版。以下にメモとして全文を記す。 <関帝廟の由来> 関帝(関公とも呼ばれる)は、「関聖帝君」の略称であ…

上海新天地「関帝廟」

・千里中華街「関帝廟」 http://d.hatena.ne.jp/kyoudan/20170615/1497455085前述したように2007年1月をもって千里セルシー内の千里中華街の営業が終了し閉鎖した。それに伴い2006年末(おそらく12月のうち)に、そこに設置されていた関帝廟が、大阪・日本橋…

千里中華街「関帝廟」

千里中央に所在する複合施設千里セルシー。2002年5月31日(金)にその5階にフロア全てを用いて、日本最大級の屋内型中華街「千里中華街」がオープンした。15店舗以上もの中華料理を提供する飲食店が入っていたが、料理はもちろん、接客態度など良くも悪くも「…

華光菩薩像の持物について

一部の黄檗宗・曹洞宗寺院に安置されている華光菩薩像。成立や華光信仰等の多くのことが未だ明らかになっていない。二階堂先生に拠れば、宋代から明代にかけて中国南方の地域で強く信仰されていた密教由来の道教神・華光大帝(馬霊官)が仏教に取り込まれ、…

『吉川英治全集 三国志』新聞広告(1979年10月14日〜1980年1月23日)

1979年(昭和54年)10月から1984年(昭和59年)7月にかけて講談社より『吉川英治全集』全58巻(以下、新版とする)が刊行された。このシリーズは旧版の内容や表装等を一新したものとなっている。吉川英治『三国志』は新版では24〜27巻の4巻にかけて収録され…

『吉川英治全集 三国志』新聞広告(1969年6月12日,1970年9月7日)

以下は『吉川英治全集』(旧版)の販売を促進するために朝日新聞に掲載された広告である。 『朝日新聞』1969年(昭和44年)6月12日木曜日 朝刊,10版,8面) おそらく生褚氏が新たに描いた人物画を全面広告に掲載する。左より関羽・劉備・張飛が点画で描かれ…

『吉川英治全集 三国志』新聞広告(1966年7月19日〜10月29日)

1969年(昭和45年)に講談社の創業60周年を迎える。それを記念して1966年(昭和41年)8月から1970年(昭和45年)9月にかけて『吉川英治全集』全56巻(1979年より表装等を改めた『吉川英治全集』全58巻が刊行されたため、それと区別するためこの56巻本を以下…

「孔明め!孔明め!孔明め!」観劇(2017年6月2日)

・「孔明め!孔明め!孔明め!」公演(2017年6月1日〜6月15日) http://d.hatena.ne.jp/kyoudan/20170218/1487368311京都市上京区に所在する京都府立文化芸術会館にて2017年6月1日(木)より公演が始まった「孔明め!孔明め!孔明め!」。今回はタイトルと告知…