永井徳鄰『通俗演義三國志』

今からおよそ150年前の明治十年(1877)から翌年(?)に刊行された永井徳鄰『通俗演義三國志』を先日入手しました。首巻+40巻の全41巻です。


全ての巻の表紙と裏表紙にデザインが施されています。

中村史朗先生によると「金聖嘆批点本『三国志演義』の翻訳*1」と紹介されていますが、おそらく書房が勝手に名前を借りて刊行したものであろうと思われます。

まだ通読できていないので、年末年始はこれらを読んで過ごします。