千里中華街「関帝廟」

千里中央に所在する複合施設千里セルシー。2002年5月31日(金)にその5階にフロア全てを用いて、日本最大級の屋内型中華街「千里中華街」がオープンした。15店舗以上もの中華料理を提供する飲食店が入っていたが、料理はもちろん、接客態度など良くも悪くも「本場」に近かったためか、客足が離れ2007年1月をもって営業が終了した。

・日本最大級の屋内型中華街 千里中華街
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そんな千里中華街の一角に、関羽関平周倉像の三躯を置く関帝廟が設置された。オープンに合わせて新注したようである。5月24(金)に神戸「関帝廟」の住職を招き、入魂式も執り行われたようである。

入魂の香語は以下の通りである。

関聖帝開眼香語

慶成新廟□開天
感応光明輝乾坤
福慧人倫関聖帝
霊光満地千里邊

この関帝廟は国内で最も新しく、横浜「関帝廟」に次ぐ。関帝は座像で左手には持物の春秋経はなく自身の腰帯を掴む。また右手は髯をしごいておらず、右腿に置く。関平周倉は共に立像で、この二躯には青龍刀と印を持つ。これらの像はいずれも彩色が豊かに施されており、かつ屋内に安置されているため風化や退色はしておらず、非常に鮮明のままである。